「口を開けた時に音がする」「あごが痛い」「口が開かない」といった症状がある場合、顎関節症(がくかんせつしょう)の疑いがあります。
当院では虫歯や歯周病以外にも、顎関節症の治療が可能です。まず最初に、現在の症状とお悩みをヒアリングし、原因と考えられそうなお口周りのクセがないかを確認します。次に噛み合わせの検査を行い、あごの状態を診断します。
顎関節症治療で一般的なのは、「スプリント」と呼ばれるマウスピースを用いる方法です。しかしこれを使用しなくても、症状を改善できる可能性があります。例えばあごを少し前に出すような噛み合わせを意識したり、生活習慣を見直したりするなどの方法が挙げられるでしょう。
入れ歯や被せ物などの治療の際も、私どもは顎関節症の原因を作らないよう、あごに負担をかけない噛み合わせを意識して治療を行っています。なぜなら日常生活を送る中で蓄積された小さなあごのズレが、ゆくゆくは顎関節症につながってしまうからです。
また当院で治療をしても改善が見込めないほど重度の顎関節症の方に対しては、口腔外科をご紹介します。患者さまの健康を第一に考え、無理に自院で治療するようなことはせず口腔外科の専門家に治療を依頼しますので、ご安心いただければと思います。以下の病院へご紹介が可能です。
顎関節症は、噛み合わせの悪さや歯ぎしり、頬杖をつく、片側ばかりで噛むといったクセのほか、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こる病気です。
また「顎関節(あごの関節)周りの筋肉の不調和から来る病気」とも言われています。そのため生活習慣によっては、歯並びや噛み合わせが良い場合でも顎関節症になってしまうことがあるのです。
生活習慣から発生する顎関節症の原因は、大きく分けて3点が考えられます。
この中の1は偏食、2は生活習慣から起こる姿勢の変化と大きな関係があります。言い換えれば、食生活やふだんの姿勢、噛みグセといった生活習慣を見直すことで、顎関節症の症状は軽減できるのです。
当院は患者さまとのお話の中でもお口・あごの状態をしっかり確認して、先に述べたような原因を特定し、生活習慣の改善に向けたアドバイスを行います。顎関節症でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
器具やレントゲンで、あごの関節の状態や噛み合わせを検査します。
検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。
治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。
治療の効果が出ているかを評価します。必要に応じて治療計画を変更します。
STEP3~4を繰り返し、症状が改善したら終了です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ─ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ─ |
午後 | ─ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ─ |
午前: 9:00~12:30
午後:14:00~18:30
◎: 14:00~17:00
休診日:日曜・月曜・祝日
※祝日のある週の月曜日は診療いたします。